ガラスレンズのデメリット

外部からの衝撃に極端に弱い

時代の移り変わりの中でメガネのレンズに使われる素材の種類は増えていますが、従来のガラスを好んで使用する人も少なくありません。ガラスレンズは透明度の高さなどメリットも多い反面、デメリットになる点もあります。その一つが外部からの衝撃です。メガネのレンズに限ったことではありませんが、ガラスは素材の中でも特に外部からの衝撃に弱いと言われています。漫画などで街で人にぶつかってメガネが地面に落ちた時に割れるという描写は、ガラスの素材を使っていることが主な理由です。そのため、ガラスのレンズのメガネを使う人は、他の素材以上に取り扱いに注意を払わなくてはいけません。ずり落ちなどを防ぐために、顔にジャストフィットするフレームを選ぶことが大切です。

レンズのカラーバリエーションが少ない

現在主流となっているプラスチックのレンズは素材の軽さに加えて着色のしやすさという利点があります。そのため、日常使用するメガネにブルーやグリーンなどのカラーを付けて個性を出す人も少なくありません。それに対してガラスのレンズは素材の特性から、着色をするのが難しいとされています。プラスチックのように幅広いカラーの中から選ぶことができず、グレーやブラウンなど数種類程度に限られてしまうのが実情です。こうした暗めの色はプライベートで使用する分には問題ありませんが、ビジネスなど大事な場所では相手に悪い印象を与えてしまいます。矯正目的ではなくメガネをオシャレアイテムとして使用する人にとってこの点は大きなデメリットです。